ノラ猫ちゃんに自宅の周りをトイレと認識されてしまい、フンをされてしまうようになったことで今回猫よけの機器について色々調べました。
その際、猫除けによく使われる超音波の音について気になって調べたところ、超音波について大体分かってすっきりしたことや、筆者の様にご近所さんが近くて超音波の音が気になる方におすすめの機器、フマキラーの猫まわれ右びっくりスプレーについて記事にします。
猫対策について分かったこと
今回のちょっとしたトラブル、窓を閉めていても家にコバエが入ってきてしまい、家事も仕事も集中できず困り果てました。
大きいハエも集まってきてどうしようもなく、土も砂もない家の周りをトイレエリアと認識されてしまったのは厳しかったです。
早速ですが、分かったことは以下です。
- 殆どの行政の公式ページも猫の問題に触れていて、猫追い払いグッズは1台レンタルできる役所もある。
- 植栽を20cm以上隙間なく育てた場所は猫が通りにくい。
- フンに集まるハエはあっと言う間に卵を産む。
- 新しいしっかりとした窓を閉めても家にコバエが入ってくる。
- 猫よけ機器は超音波の音で追い払うものが多い。
- 猫よけの出す超音波は、猫にとっても不快な音。
- LEDで同時にピカピカさせて猫に不快な場所と学習させ、効果も見られる。
- 人間にはほとんど聞こえない超音波で処理できる。
- 超音波は子供などが聞き取れてしまう場合があり、不快と話す子供もいる。
- 賑わっているショッピングセンターの駐車場等でも子供が耳を澄ましてみると動物避けの超音波の音が聞こえる。
- 耳が弱い・猫が慣れるなど、効かない猫もいる。
- 中小企業の製品が多く、それらは充電型や電池式。
- 似た製品でソーラーパネル型もあるが、海外製品。
ECモールで猫よけグッズを色々見て悩み、商品を出している会社の公式ページも見ました。
売れている数を見て「よし、これいい!」と思っても、口コミを見て「何故か日本語がおかしい・・・なんだろ。」
なんでこんなに売れているのか不安になってみたり、不安から色々考えてしまい、今度はYouTubeを旅することに。
動画で取扱説明されてもちょっと面倒だから、早送り。
仕事をそっちのけにして、一体自分は何をしているのか・・。
猫除け 超音波の音はどんな音?
さらに、「猫除けを置いたら、超音波の音で迷惑になるのでは?そもそも、どんな音なの?」と心配に思い、下のNHKの記事で超音波の音を自分の耳で確認しようとしましたが、無謀だと分かりました。
この記事の中で高い音を聞けるというので再生すると、自分で再生ボタンを押したかどうかも分からないくらい私には聞こえませんでした。
ふと、隣にいる自分の子供が反応しました。
「何?」「何の音?」「ピーって・・・。」
私「え・・・?」「どんな音?」
子供「ほら、ピーって。ほら今、ピーって、何回もなってるよ。(怒)」
どうやら年を重ねるほど高い音が聞こえなくなるとのことで、うちの子には全ての音がしっかりと聞こえるようでした。
見つけた日本の大手企業の猫除け機器
探すのに疲れてきて「日本の大手企業の製品はあまり無いけど、こういったものに参入すると面倒なのかな。」と考えた時、唯一発見したのが、フマキラーの「猫まわれ右びっくりスプレー」です。
超音波で追い払うのではなく、無害のガスで驚かして学習させるタイプのものです。
超音波で追い払うタイプも良さそうな機器はありましたが、うちはご近所さんとの距離が近いので超音波の機器はやめてこちらを購入しました。
- 風を噴射するタイプで学習させる猫よけ。
- 猫や人に害は無いよう。
- 猫などを感知して「ピ、ピ、ピピピピピー。」と音が鳴った後に無害のガスが噴射される。
- 居心地が悪い場所と認識させて、結果、猫が避ける場所にする目的の機器。
猫ちゃんが「ナニ?」と思って、止まって警戒している時に機器が「ピピピピピー」と鳴って逃げる、または、猫ちゃんが警戒して距離を取った時に空気を少し浴びてびっくりして通らなくなるイメージです。
実際の猫ちゃんの反応はフマキラー公式 実証動画で確認できます。
無害とは言え、人間までも設置場所付近を通るのが面倒になります。
自分や家族が通るときは、機器の近くでパチンと手を叩けば3分間センサーの反応が停止するとのことです。
手を叩くのを忘れた場合も、「ピピピピー」という警戒音があるので、足などに間違えてかかることはないかと思います。
顔を近づけてしまうような小さなお子様には、保護者の目が必要かなと個人的に思います。
静かにすれば私にも聞こえる通常の音で、説明書にも超音波を使っている様な記述はありません。
警戒音はそれほど長くなく、手を叩く音よりも小さく感じる程度の音なので、うちの周囲に関しては近所迷惑の心配はなさそうです。
ガスについて、無害で嫌な臭いはしないと商品説明にありますが、やはり成分は気になります。
フマキラーのニュースページに仕様がありますが、ガスの成分は 「エタノール*、LPG *噴霧を安定させるため使用しています。」とのことです。
他に仕様について分かったことは以下です。
- 機器の正面から扇型に90度の範囲で反応するセンサーがあり、そこに猫が来ると反応する。
- 2,3mまでの距離で効くそうで、主にフンをされた近くに置くとよさそう。
- 関係のない方が通って反応してしまう場所には置けない。
- 赤外線センサーの誤動作を防ぐため、室外機の風が直にあたる場所や、車の前などには置けない。
無くなるとスプレー缶を取り換えますが、50回分あります。
学習タイプとして製作されているので、同じ猫ちゃんが頻繁に来てガスが直ぐ無くなるとも考えにくいです。
赤外線センサーは、機器のON・OFFなど、温度の変化を感知して反応させるためのセンサーです。
既に日常で使われているものですが、気になる方は赤外線センサーとは サイバネットシステム公式ページに赤外線センサーの説明がありますのでご確認ください。
フマキラー 猫まわれ右びっくりスプレーを置いた結果
家の周囲に置いてから毎日様子を見ていますが、無事周囲にフンは無くなりました。
万が一、設置角度が悪くて音問題が発生しても、自分が聞こうと思えば聞こえる音なので、認識がない状態で迷惑をかけ続けることがなく安心です。
まわれ右びっくりスプレーは、雨に強いタイプではあるものの、暴風雨などは良くないと説明にありました。
先日の豪雨では、家の周囲に足を運べず「倒れてピピピピーとなっているのでは?」と気になっていました。
朝になり、配置した2台の機器をそれぞれ確認したところ、向きも変えずに壁際に普通に立ったまま壊れていませんでした。
あまり良くないとは思いますが、うちの場合は豪雨に耐えたようです。
寿命も短くなったら嫌なので、出来るだけ豪雨の際はあちこち転がったり、壊れたりしないように配慮はしたいです。
雨に強いシンプルな電池式タイプなので電気的な故障の心配もなさそうで良かったです。
※機器には電池は付いています。
フマキラーはハエから猫に辿り着いたのか、それともガーデニングから?
野良犬やノラ猫、タヌキ・・・。
住宅街でよく見かけるかというと、昔と今の状況はかなり違うかも知れません。
人間や鳥、動物や虫との共存を勉強すると深くなりそうですね。
大袈裟ですが人間が道具なしに本物の自然界にまた飛び込んで行っても、ライオンに直ぐ食われて鳥の餌、そこに虫が生きて土にかえるでしょう。
ペットって人工的な部分がありますが、野良猫ちゃんや野良犬、動物や人間の縄張りってある意味、お互いを守る大切なマナーなのかも知れません。
人間は、「守る」というか、自然を怒らせないように充分に注意、ルールを守って逃げる立場でしょうか・・・。
家の置物も壊れたこともあったので「猫にとっても人間にとっても危ないな。」と思っていました。
実は筆者の場合、直ぐに効果があったので数か月経った後、2台の猫除けをいつでも出せるように家の中にしまっています。
庭の匂いなど注意して確認していますが、あれから猫は来なくなりました。
猫除けを置いてからは6か月以上経ちますが、一先ず、一回も悩むことが無くなったので良かったです。