ディズニー絵画は、皆さんに馴染みがある題材でファンが多く、夢のあるインテリアとしてとてもおすすめです。
ただし、どこで購入すれば良いか迷うと思います。
今回は、ディズニー絵画のおすすめの購入先やディズニーアートコレクションについてご紹介します。
絵画の価格の違い
筆者は現在、リビングにディズニーアーティストの絵を飾って満足しています。
ディズニーアニメなどの制作を手掛けるディズニー公認画家が描いたディズニー絵画は、かなり存在感があります。
何よりも本格的で飽きることがなく素敵なインテリアになります。
絵を買うこと自体、敷居が高いイメージがあるかも知れませんが、原画でなければ現在はそこまで敷居が高くありません。
ディズニー絵画については、流通や印刷技術から、むしろ有名ブランドのバッグを買う方が敷居が高いかなという価格帯になりました。
版画は原画ではないですが、絵画と捉えて良いと思います。
版画であってもパズルやポスターとは違うので、ある程度の値段はしますが、現在は高度な印刷技術やECサイトの活用などから画家のイメージを崩さない作品を数万円から数十万円で楽しめる時代になっています。
画家が一つ一つ直接描いたものが原画になります。
一方で、一般的に販売されている絵画としての版画は、人気アーティストの作品を高度な技術で印刷することで、本格的な一つの作品として多くの人に届けられるようにしたものです。
限定部数での印刷や、原画に近い状態にするために光沢感などを確認して個々に手を加えられてからサインされたものなど、絵は様々な状態で値が付けられます。
値付けはファッション業界でも身近にあり、ブランド品、手縫いや刺繍入りの服、量産の服、有名デザイナーがデザインした服、デザイナー自らが手縫いした服などで値段も変わります。
絵画については、百貨店ではプレミア感がついたものや質の高いものから販売していて、楽天市場などで扱うディズニー絵画だと額縁含めて数万円台から購入できるようになっています。
また、近年ではファッションと同じ様にECサイトでも販売されるようになりました。
ディズニー公認画家さんの作品は基本的にディズニーのイメージを大きく崩すことなく描いていますが、一人一人の画風に魅力があり、そういう見方で作品を見ていくととても面白いです。
インテリアとしては、お値段が高いほど良いということではなく、その時の用途や自分の好みに合うものを選ぶと思います。
絵画(版画)の確認の際、見ていただきたいのが、印刷技法です。
最近多いのが、ジークレ(ジクレー)という印刷技法になります。
ジークレという吹き付けの印刷技法では、多彩な色合いで、決して平面的ではなく繊細な画家のタッチ・質感まで立体的に表現されるため、今回ご紹介する作品も原画と同じ様な輝きが再現されます。
百貨店で売られている版画もジークレが多く、私の持っている作品もジークレです。
プレミア感のあるディズニー絵画作品
三越伊勢丹ではディズニーアートや限定のディズニー雑貨を扱っていておすすめです。
有名アーティストのジークレ版画でエディションナンバーが付いている作品、日本で丁寧に印刷するディズニー公式の作品などを扱っています。
エディションナンバーが付く作品とは、限定枚数で販売されている作品のことです。
世界でも印刷・販売部数が限定されるため、作品にプレミア感や価値が付き、ある程度値段は上がりますが、大切な記念になると思います。
エディションナンバーが付く場合、50枚中の17枚目であれば、「17/50」などという感じでナンバーが振られた作品を手にすることができます。
絵画作品の左下や右下などを見るとナンバーが振られていることが分かります。
筆者もディズニー絵画を持っていますが、筆者の版画も限定印刷でした。
また、アーティストのサインがしっかりと目立って付いているものが多いです。
「今回は特別な絵が欲しい」という場合は三越伊勢丹がおすすめです。
三越伊勢丹のディズニーアートコレクションではディズニー映画などに携わっていたディズニーアーティストが描いた絵画(ディズニーファインアート)やディズニー監修のもと日本の技術を組み合わせて制作された特別なディズニーアート作品があります。
評価の高いディズニーアーティストの高価なジークレ版画、ディズニー映画の瞬間を切り取ったようなジークレの作品がおすすめです。
上の作品は長い間ディズニー映画に携わっていたジェームズ・コールマンの作品です。
人気のプーさんが紅葉の中で歩いているシーンです。
風景にキャラクターが馴染んでいて絵画として情景が楽しめます。
ディズニーアーティストの筆のタッチやセンス、景色やディズニーの世界感が同時に楽しめて素敵です。
次の作品もジークレ技法を使っていますが、こちらは純粋にキャンバスに表現された作品ではなく、ジークレで表現されたキャラクターと背景の間にクリアシートを挟んで光沢感を出した作品です。
絵画に映画の1シーンの様な臨場感が生まれます。
キャラクターが際立っていて、ディズニー映画ファンにも嬉しい一枚になります。
こちらのシリーズも限定制作で、ピノキオやピーターパンなどのクラシックな作品や新しいディズニー映画の作品もあり魅力的です。
さらに、ディズニーアーティストで人気のキンケードの版画作品にもエディションナンバーがついています。
上の作品はキンケードの絵画になります。
ディズニーファインアートは全て有名なディズニーアーティストたちが絵画を描いていますが、ここではディズニー公認画家の一人であるキンケードについてご紹介します。
トーマス・キンケード(1958-2012)について
アメリカで最も人気のあるディズニー公認アーティストの一人。
US ディズニーランド50周年記念・ディズニーワールド35周年記念・2002年ソルトレークオリンピック記念・2002年ワールドシリーズのオフィシャルアーテイストに選ばれる。
2012年4月に54歳の若さで亡くなり、残念ながら現在は彼自身の新作を見ることはできない。
現在はキンケードスタジオの方々が彼の画風を引き継いでいるそうです。
ディズニーアートコレクションでは、ディズニーの絵画やインテリア、また、こういった魅力的なアーティストが描くディズニーファインアートが楽しめます。
ディズニーアーティストの作品を特別なインテリアとして飾りたい方はディズニーアートコレクションを是非ご確認ください。
「ディズニーアートコレクション」や「ディズニー」で検索すると絵画や雑貨、お値段が確認できます。
気軽に手に入る作品
こちらの絵は、細かく自然が描かれていて、まさにディズニー映画の1シーンそのままです。
7人の小人が働いている様子を自然の風景と共に描いたもので、小人も可愛らしく描かれています。
彼らが見つけた宝石がキラキラ光っていて綺麗ですね。
作品の画家は先ほどご紹介したキンケードです。
光と自然を描くのにかなり優れた画家です。
こちらのアーティストは、他にリトルマーメイドやラプンツェル、アリス、ピーターパンなど、多くのディズニー絵画を描いています。
印刷技法はこちらもジークレです。
楽天でこちらの作品を輸入版画で購入する場合は5万円弱(2024年10月現在)です。
家族3、4人の住宅であれば、紹介した絵のサイズ感でも映えると思います。
お店によっては、より美術品としての価値を重視したい顧客のニーズやブランドの意向もあり、質の高い作品を厳選して、高い価格帯の作品を取扱うお店もあります。
また、店舗販売では人件費や会場費、展示品の費用などもかかってしまいます。
こちらのお店ではアートプリントなどのポスターからジクレー版画まで扱っているので低価格なものからあり値段も幅広いです。
「パズルやポスターよりもう少し本格的なものがいいな」という方は、楽天などであれば気軽に買えるのでおすすめです。
このような作品は本格的なディズニーウェディングのウェルカムボードとしてもおすすめです。
参考までですが、ディズニーホテルでのウェディングでは、ディズニーの関連商品について正規商品以外の持ち込みは原則禁止されていて、コピーライトのマークがあれば正規商品の目安になっていました。
「フォームス」のディズニー絵画については、著作権の意味でもある「© Disney」のマーク(コピーライトの商標)は絵自体か、額の裏か、別紙の作品証明書に記載されているようです。
唯一惜しいと思うのは、絵の質感やキラキラした感じはネットだとまだまだ伝わりにくいかなということです。
販売店のサイトで確認する際、拡大画像で確認すると印刷の感じは伝わりやすいかなと思います。
フォームスさんよりアドバイスいただきましたが、ECサイトでの注意点としては届くまでの日数や作品証明書の確認、展示用フックが付いているかなどを注意して購入してくださいとのことでした。
沢山の業者が集まっているため、ECモールで絵画購入に挑戦したい場合は数万円のものがおすすめです。
数万円の値段であれば、他のテーマの絵も含めて飾れる気軽さがあります。
作品画像や額縁の画像、商品情報などから、印刷技法やサイン・エディションナンバーの有無、証明書の有無などを見る必要があります。
同じ構成の絵画で、ジークレより低価格のアートプリント技法で印刷された3万円弱で買える作品もあります。
今回はどういったものが欲しいかなど、用途に合うか確認すると良いと思います。
まとめ
画廊も入りづらく、絵画のネット通販もなんとなく心配な方もいるかもしれません。
今回はネットショップをご紹介しましたが、販売方法も購入方法も自由です。
個人的には忙しい時やふとした時にも生活に光を当てたいので明るい絵や落ち着く絵を飾るのが好きですが、より凝り始めれば、大人っぽく明暗が強調された絵や構成的に奥行きのある絵などを飾るのも良いかなと思います。
筆者は大学で美術史学を専攻していたので美術館にはたまに行きますが、画廊については入りづらいと感じたこともあります。
言ってみれば映画も建築も広告もアートの一つで、個人的には絵画も街のアートと同じく気に入ったものを楽しむことが一番だと思っています。
ネットや開放的な展示イベントなどを使ってより気軽にディズニー作品を楽しむことができれば嬉しいですね。
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