混雑している東京ディズニーリゾートでの待ち時間を最小5分から10分程度に減らす方法を記載します。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのアトラクションの待ち時間や人気アトラクション、パークを回る際の優先順位、プレミアアクセスや最新の予約システム、レストランの注意点、ファンタジースプリングスエリアの入場規制など、順を追って説明します。
それでは、優先順位を意識したディズニーの回り方を確認しながら楽しくプランを練っていきましょう。
パークの効率的な回り方とスケジューリング
日程を決める
パークに行く候補日を決めます。
運営時間やパスポートの値段は日によって変動します。
下の参考サイトなどを確認して宿泊可否、天気、運営時間、パスポートの値段、家族のスケジュールを確認して、日程を決めてください。
休日はもちろん混みますが、土曜日は混んでいて、日曜日は土曜日よりはまだ空いています。連休の中日は、ほぼ混んでいます。
平日に関しては空いているということではないですが休日や休前日より遊びやすく、学生の夏休みや春休みなどに絡んでない日はより遊びやすいです。
【参考サイト】
ディズニー情報:ディズニー公式 運営カレンダー
お天気情報:気象庁公式サイト
宿泊については、おすすめのホテル含めて次項に挙げています。
ホテルを決める
ディズニーをゆっくり楽しみたい場合は、ホテルを決めます。
筆者の宿泊経験などから、おすすめのディズニー周辺ホテルやそれぞれのホテルの特徴をまとめています。
【大人におすすめ】
ディズニーホテル・ディズニーオフィシャルホテルから、大人のみのお出掛けの際に楽しめるおすすめホテルを6つご紹介しています。
【ファミリーにおすすめ】
子連れファミリー向けには目的別にホテルの子供用設備や魅力についてご紹介しています。
- 子供も大人もリラックスできるラグジュアリーホテル:
総合力が高い周辺ラグジュアリーホテルとお子様対応
ディズニーオフィシャルホテル・ディズニーグッドネイバーホテル
玄関付き和洋室やお子様スポット充実のシェラトンもご紹介。 - ホテルミラコスタ・ディズニーランドホテル:
ディズニーらしさを最も楽しめるディズニーホテルとお子様対応 - 靴を脱いで過ごせるホテル:
赤ちゃんのハイハイも安心なディズニーパートナーホテル(一部オフィシャルホテル)とお子様対応 -
ディズニーリゾート近くのセレブレーションホテル:
リーズナブルでかわいいディズニーホテルとお子様対応
ディズニーシーの新エリアにあるホテル「ファンタジースプリングスホテル」の予約については、記事内のファンタジースプリングスホテルの予約で触れています。
【ご自身で確認されたい場合】
宿泊予約サイトTDR情報:じゃらん(公式サイト) ・楽天トラベル(公式サイト) ・一休(公式サイト)
パスポートを事前購入する
下記のディズニー公式ホームページ、またはディズニー公式アプリでパスポート(ディズニーeチケット)を事前購入します。
パークチケットについては、基本ホテルミラコスタなどのディズニーホテルではチケットがホテル内でも買えて、シェラトンなどのディズニーオフィシャルホテルの場合はチケット購入権などが付いているプランでフロントなどでも購入できます。
パークチケットは1デーパスポート(1DAYパス)が一般的ですが、現在は平日(土曜、祝日除く)の17時から楽しめるウィークナイトパスポートなどもあります。
パークチケットの値段は日程により変動します。
2024年現在は日付とパーク指定をしてパーク予約を行います。
日程未定のまま購入できるオープンチケットは、2024年2月現在扱っていません。
また、パークの変更もできません。
今後随時システム変更はあると思いますが、パスチケットを使用していない場合に、有効期限内であれば日程変更が可能のようです。
入園ゲートで購入したパスポート(QRコード)の提示もありますが、最近ではアプリで待ち時間の確認や予約など、様々な処理を行う必要があります。当日スマホを忘れないようにご注意ください。
チケットが取りにくい時期に取得するコツを伝えます。責任はとれないため、適用はご自身でご判断ください。
少ない枠のチケット取得の際に時間がかかる場合は、人数を減らして一部ずつ予約すると取りやすい場合があります。
公式ホームページ
上部のメニューで「チケット」を選択するとチケット購入画面になります。
TDRではこちらのアプリを多用します。アプリをスマホに入れればチケットも購入できます。
レストラン予約を行う
パークのチケットを入手後、レストラン予約を早めに行います。
ディズニーのレストランについてはパークに行く前日までに予約することが可能です。
ディズニー公式アプリや公式ページで空席を検索して予約します。
各予約は観賞したいショーなどと被らないように予約しましょう。
食事は軽食(ピザやハンバーガー、カレーなど)にして早い者勝ちで席を取れば良い、または、1時間以上並んでも可というお考えがあれば予約は必要ないです。
ディズニーではレストランの予約を「プライオリティシーティング:優先案内」と呼んでいます。
お子さんがいると予約した方が相当楽です。
疲れて優雅にレストランで食事しようと考えても、通常席はなく、長時間の待ち時間を提示されて諦めてしまいます。
また、食事をする時刻やレストランによっては60分以上の待ち時間になり、子連れ以外の方もゆっくりと食事を取りたい場合は予約がおすすめです。
プライオリティシーティングの必要性と予約方法・最新のモバイルオーダーシステムなどについては赤ちゃんとディズニーレストラン編|予約は必須 混雑回避のための予約方法とコツにてご説明しています。
ディズニーリゾート全施設から厳選したおすすめレストランは【子連れ向け】ディズニーリゾートのレストラン|かわいく美味しいおすすめフードでご紹介しています。
前日までに回るエリアを計画する
前日までにざっくりと回りたいエリアや順序などを計画しておきます。
優先順位としては、
予約などできるもの → 予約できない人気の乗り物やショー → 他に乗りたいアトラクションや見たいショー・パレード → 買い物という感じです。
夜のショーは一見の価値ありなので、見たことのない方はお勧めです。
ディズニーは広くてアトラクションが多いのと、他のゲストが複数の予約システムを使って予約してしまうので、混雑するアトラクションや待ち時間、現行の予約システムを事前に把握しておく必要があります。
人気アトラクションの待ち時間はパスチケットを使って予約をしないと100分を超えます。
ただし、並ばないアトラクションが魅力的ではないのかというと、そうではないです。
廃れているアトラクションはないと言っても過言ではありません。
簡単にTDR全体の待ち時間を把握する
ディズニーランドとディズニーシーはアトラクションも多く混雑しているので、慣れていない方は混乱します。
全体的にはディズニーのアトラクションの待ち時間はある程度運営側で調整されている様子で、グループ分けするとその中のそれぞれのアトラクションでは同じ様な状態です。
混雑の理由から急ぎで行動することも多いので、大体の待ち時間を把握しておくと効率良く回れます。
ディズニーのアトラクションの待ち時間を素早く把握するために大枠で分けるとすると、超人気アトラクションと最新アトラクション(100分待ち以上or最新のもの)>人気アトラクション(60分以上)>通常アトラクション(15分以下や混んで30分程度)というような形で分けて把握すれば分かりやすいと思います。
また大型連休>休日(細かくは土>日)>平日などと、分けて捉えると良いです。
猛暑時期は待ち時間が短くても負担には感じますが、夏の暑い時期はある程度待ち時間が短めになる可能性が高いと捉えてください。
過去の話ですが、ディズニーランドで長くて3時間弱待った経験があります。
ただし、このような長時間待ちは丁度スプラッシュマウンテンが出来た30年前までの過去の話で、各種予約システムが出来て活用してからは、筆者はそこまで待たなくなりました。
並ばないための手間は少しありますが、待ち時間は大抵5分~20分、まれに「並ぼうかな」としたとき長くて30分です。
2024年、筆者があえて予約パスを使わず、朝一で人気アトラクションに並んだ時間は、ディズニーランドのプーさんで平日40分、ディズニーシーのソアリンで大型連休(GW)の混雑時期90分でした。
試したのが朝一ということと、ランドもシーも普段待ち時間は大きく変わらないので、人気アトラクションに関しては平日で1~1.5時間程度、大型連休中が1.5~2時間などと、ざっくりと捉えておけば良いと思います。
例)開園直後速足で行った人気アトラクション
【平日金曜日】
40分待ち表示(実際35分程度待った)
ディズニーランド
プーさんのハニーハント
※プーさんに関しては、平日や混雑時期含めて日中1時間~2時間、猛暑時期は40分程度の印象です。
※できてから結構経っていますが、「今でも超人気アトラクションに入るのでは。」という感じです。
【大型連休】
100分待ち表示(実際90分待った)
ディズニーシー
ソアリン
※身長制限がありますが、まだ新鮮さがあり筆者は超人気アトラクションと捉えています。
開園後急いで行ってこれらの時間なので、平日でも覚悟としては「人気アトラクション類に並ぶなら1時間~1.5時間以上は待つ」という気構えが必要です。
例えば、超人気アトラクション TDSのトイストーリーや新しいアトラクション TDLの美女と野獣は、100分待ち表示が当たり前のように提示されます。
ソアリンは開園後、時間が経つと120分などになる場合も多いです。
夏の猛暑時期は少し待ち時間が短くなりますが、2024年8月の平日(金曜日含む)の例としては、100分に至ることが少なく、ソアリンも60分~80分などの待ち時間表記も多いです。
また、TDSトイストーリー50分~70分程度、TDLの美女と野獣が40分~55分程度の待ち時間表記です。
大雨の日でも朝からレインコートを着たゲストは気合が入っていて、暑い日のスペースマウンテンもやはり混んでいましたので、休日や連休だと、暑くてもより待ち時間は増えるのが通常だと思います。
いづれにしても人気のアトラクションに関しては、予約パス無しだと1時間は並ぶと思っていた方が良さそうですね。
並ぶのであれば、並行して次のアトラクションの予約を取り、子供を励ましながら写真を撮るなどして過ごします。
混雑時に最初だけでも人気アトラクションに乗ろうと思って1.5時間以上並ぶと、午前中の時間は殆ど取られてしまいます。
ただし、筆者の場合、記事を書く理由で待つことはあっても、普段は殆どディズニーで待たないように行動しています。
レジャーに取れる時間も限られているので、たまに何かあって並ぶとしても「30分程度で充分。」と感じるようになりました。
ディズニーに行くにも予算と時間をある程度考えて行動するようにしています。
並ぶアトラクションを簡単に把握する
ディズニーの待ち時間が大体分かったところで、待ち時間を短縮するために、先ずは当日並びそうなアトラクションをあらかじめ知る必要があります。
では、混雑する人気アトラクションを見ていきましょう。
東京ディズニーランドとディズニーシーの人気アトラクションです。
※経験上からまとめましたが、上から順に列ができる印象です。
※レベル感でグルーピングしています。
ディズニーランド
混雑する(並ぶ)人気アトラクション
- 美女と野獣
- モンスターズインク
- プーさん
- スプラッシュマウンテン(コースター)
- ビックサンダーマウンテン(コースター)
- ベイマックス(30分~70分などランダムに誤差あり)
- バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
- ホーンテッドマンション
- ジャングルクルーズ
- ピーターパン(多少混雑)
- イッツ・ア・スモールワールド(時間により多少混雑)
新しいベイマックスは、規模の割に混む時もあり、待ち時間が70分になる場合もあります。
待ち時間を確認して、空いている時を狙って行くのも手かなと思います。
TDL(ディズニーランド)の新アトラクションについては子供は楽しめる?並ぶ価値は?美女と野獣・ベイマックス・新しいショーで説明しています。
【ディズニーランド おすすめ人気ホテル紹介】
ディズニーオフィシャルホテル シェラトングランデ東京ベイホテル
子連れ向け靴を脱いで過ごせるディズニーパートナーホテル オリエンタルホテル東京ベイ
子連れ向け靴を脱いで過ごせるディズニーパートナーホテル ホテルエミオン東京ベイ
ディズニーシー
混雑する(並ぶ)人気アトラクション
- ソアリン
- インディージョーンズ(小学生程度からのコースター)
- トイストーリー
- アナとエルサのフローズンジャーニー(ファンタジースプリングスエリア)
- ラプンツェルのランタンフェスティバル(ファンタジースプリングスエリア)
ディズニーシーの新しいエリアについては、まだ、無料or有料パスを取得する自体に手間がかかります。
- センターオブジアース(コースター)
- タワーオブテラー(直下型コースター)
- レイジングスピリッツ(コースター)
- 海底2万マイル
- アラジン マジックランプシアター
- ピーターパンのネバーランドアドベンチャー(ファンタジースプリングスエリア)
- フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー(ファンタジースプリングスエリア)
- ヴェネツィアン・ゴンドラ(多少時間により混雑)
ランドとシー両方、こちらに記載されていないものも充分本格的なアトラクションなので楽しめます。
また、後で説明しますが、TDSのファンタジースプリングスエリアのアトラクションについては、基本的に全て何かしらのパス(予約)がそれぞれ必要になります。
ファンタジースプリングスエリアは基本的にパスがないと行けないので、待ち時間を見て、「空いているから直ぐ行こう!」ということはできません。
ファンタジースプリングスエリアのアトラクションの待ち時間はかなり変動しますが、ファンタジースプリングスエリアのアトラクションについては、あらかじめ予約を取るか取らないか(体験するかどうか)のゲストの判断と、アプリで朝から午前中などにパス(予約)が取れるか取れないかなどの状況が関係してきます。
お散歩程度・赤ちゃんスポットなどの混雑を把握
赤ちゃん連れや年配の方含めて「TDRをお散歩」という感覚で楽しみたい方も多いと思います。
赤ちゃんや小さな子供を対象にした場所やアトラクション、お散歩スポットは、殆ど長時間は並びません。
予約パスなどは殆どなく、待ち時間があっても5分~15分程度が多いです。
ただし、レストランは並ぶので予約が必要です。
TDR散歩のおすすめのスポットや混雑については、ディズニー|赤ちゃん向けスポット(乗り物など)と混雑状況で説明しています。
レストランの混雑状況については、この記事のレストラン予約を行うで説明しています。
本来は「お茶したい時に直ぐに入れて・・」ということが理想ですが、パーク内はレストラン含めて混雑していて、現状スマホを見ながら予約して動くことが中心になっています。
適宜休憩しながらゆっくりと時間を過ごしたい場合も多いと思います。
ゆっくりとディズニーテイストを味わいながら満足して過ごしたい場合、筆者の場合はやはりハイクラスのディズニーホテルや周辺のラグジュアリーホテルを選択しています。
せっかくの休暇で少しリラックスしたいのと、例えば子連れの時も、子供のことを考えて16時などに帰るのはもったいないと感じてしまうからです。
自分の親や子供と日帰りで過ごしたことも多いですが、その経験を踏まえても自分も相手もリラックスして一番ディズニーを満喫できる方法は、とりあえずホテルの部屋と食事(レストラン予約・パンやおにぎり)を確保することかなと思います。
子連れ向けや大人向けのTDR周辺人気ホテルについては、この記事のホテルを決めるで説明しています。
【記事紹介】
ディズニーレジャー記事一覧
東京・横浜・箱根などでリピートしてる人気ラグジュアリーホテル・レジャーの記事もおすすめです。
パークスケジュールを確認する
遊びに行く日程のパークの開園時間やイベント、レストランやアトラクションの休止情報などを軽く確認します。
下の公式ページで日程を指定して確認できます。
情報量がかなり多いので、休止情報などは興味がありそうなものが休止されていないかを確認する程度で良いと思います。
実際の待ち時間や概要を見てピックアップする
次にアトラクションなどの現在の待ち時間や概要を参考にして当日行きたい場所をピックアップしましょう。
個人的な感覚ですが、筆者が大型連休に遊ぶときは人気のアトラクションに関して、平日の2倍くらいの待ち時間と大袈裟に覚悟して計画しています。
遊びに行く日が大型連休になる場合は、並ばない対策を取るか、ホテルや食事・ショーをメインで楽しむ方向へシフトするなど考え方を変えるのもおすすめです。
また、アトラクションにはそれぞれ身長制限などもあるので、お子様や年配の方、妊婦の方などが楽しめるアトラクションなのか確認することも必要です。
参考にできる現在の待ち時間やアトラクション概要のページ(ディズニー公式ページ)は以下になります。
上部の詳細表示をONにすると、現在の待ち時間が表示されるのでかなり参考になります。
現行の予約システムについては後程も説明しますが、ディズニープライオリティパス・プレミアアクセスの使い方とコツにまとめています。
当日、開園時刻より前に着くようにする
事前に開園時間をディズニー公式ホームページで調べて、パークがオープンする時刻の30分前までには現地に着くようにします。
早い時間から他の方にどんどん先回りされるため、1分の被害が大きいです。
また、TDRの予定開園時間は目安であり、予定より遅くなることは基本ないですが、状況を見てディズニー側が30分早めに開園させることも多いです。
開園までに回るエリアを復習する
決めておいた計画通りに行けるか、同行者と話して確認しておきます。
特に、最初に行くアトラクションの場所と予約作業について認識を合わせておきましょう。
最初のアトラクションに向かう
入園後直ぐ、一番最初に体験したいアトラクションに向かいます。
人気アトラクションに走りたくなりますが大体1時間~1.5時間は待つので、最初は空いているかつ自分の居る場所に近いアトラクションがおすすめではあります。
全体的には少ないですが、開園時刻から30分~1時間後に開始するなど、オープンが遅いアトラクションもあります。
最初に乗ろうとしているアトラクションが開園時刻にオープンしているか念のためチェックします。
公式ページで日程を指定して確認してください。
アトラクション予約 プライオリティパス、スタンバイパス・プレミアアクセス
最初のアトラクションの待ち時間に、事前に計画したパスをできるだけ早く人数分取得します。
一番乗りたい人気のアトラクションのパス(優先予約)です。
予約パスなどの種類については後程、説明します。
アトラクションなどは、入園してからでないと予約はできないルールになっています。
新しくできたエリアにあるアトラクションなど、今回お金をかけても絶対乗りたいというものは、有料のパス「プレミアアクセス」でも入園後直ぐに取得してください。
予約系は、全体的にパスを使うことを決めたら直ぐこなしてしまうと効率良く回れます。
有料パス「プレミアアクセス」は超人気アトラクションや最新アトラクションが対象です。
今回、有料パスを使わない場合、今回はそういったアトラクションは体験しないと決めて、無料パスでの楽しみ方(「超人気」ではなく「人気」のアトラクション)を探した方が効率的でおすすめです。
パス予約の種類「プライオリティパス」と「プレミアアクセス」、またエリア入場チケットである「スタンバイパス」の使い方などはディズニープライオリティパス・プレミアアクセスの使い方とコツにまとめています。
ディズニーランド・ディズニーシーの全体的な印象としては、パークにいるゲストに対して幅広い年齢層が楽しめるアトラクションほど、午後程度から予約パスが無くなってくる印象です。
ただし、混雑時の人気アトラクションの予約パスは、午前中にポツポツと無くなるものもあります。
スマホ操作に関しては、朝はアクセスは集中して繋がりにくいことも多いですが、「根気よく」という感じです。
今並んでいるアトラクションの時間と、既に予約しているショーの時間、一緒に作業している相手が取ったパスの時間と被らないようにしてください。
混雑時やキャンセル時にシステムエラーもおきます。
予約作業の負担もあり、バッテリーも相当消耗します。
そのため、複数人でアプリを入れて作業できるようにしておくことをおすすめします。
ディズニーシーの新しいファンタジースプリングスエリアに入るには、より根気よくスマホを使ってそのエリアにあるアトラクションのプレミアアクセス(有料)を取得するか、発行される場合に限り入場チケットであるスタンバイパスを無料で取得するかのどちらかになります。
行くレストランを決める
レストラン予約を行うで説明したプライオリティシーティングの予約が前日までにできなかった場合など、当日にレストラン予約が必要になる場合は予約できるかどうかチャレンジします。
お昼や夜に行く予定のレストランについて前日までに空きがなく予約できていない場合は、AM9時頃からディズニーリゾート公式アプリや公式ページで、プライオリティシーティング(優先予約)を取ります。
直接来店してのプライオリティシーティングは、せっかくレストランに辿り着いたのに予約が取れない場合もあるため、側にたまたまレストランがあるとき以外はあまりお勧めしません。
また、5、6人など予約人数が多い事情があれば、結構予約が大変です。
お昼ごろまで予約を随時挑戦するのもありですが、楽しめなくなるのできっぱり諦めて食事を早い時間にずらすのも手です。
例えば、土曜日来園として、TDLのクイーン・オブ・ハートのバンケットホール(予約不可)などの人気レストランは10時の開店時からランチをしている方も居て、11時には賑やかになる状態です。
予約無しでも並びたくない場合、ショーなどが付いていないカジュアルレストランに絞って昼は10時~11時、夜は16~17時程度が狙い目です。
ただし、最近筆者も体験してみましたが、空腹は疲れもたまりやすくなり、全体的な時間もズレるので、プライオリティシーティングの予約をした時と比べて充実度は半分以上の感覚で違いました。
取れる方については、まだプライオリティシーティングがおすすめです。
また、一部のカジュアルなレストランが対象になりますが、現在はTDLやTDSに「モバイルオーダー」というアプリで事前注文(クレジット決済)できるシステムも導入されています。
モバイルオーダー対象施設についてはディズニー・モバイルオーダー 公式サイトに掲載されています。
席まで案内してもらって、その席でメニューを選んで料理を持ってきてもらう様な優雅な感じではないですが、事前にメニューを注文・購入しておけるのでレジで注文するために並ばなくても済みます。
次にレストラン選びにおける注意点を話します。
時期により、一部のレストランで入場制限としてスタンバイパスが適用される可能性があります。
スタンバイパス対象レストランについては、スタンバイパス適用の時間帯が発生する場合があります。
スタンバイパスが適用される時間帯は、スタンバイパスがないと利用できない状態(スタンバイパスがあれば利用可能)になります。
現状は全体的に見てスタンバイパス対象レストランはあまり多くありません。
ただし、対象施設は時期により微妙に変わるので、当日や前日までにアプリか公式ページでチェックしておいてください。
スタンバイパスの使い方や対象施設はスタンバイパス 公式ページに説明があります。
イベントやショーにエントリーする
さらに入園後、ショーやキャラクターグリーティングについて、エントリーのチャンスやスタンバイパスの取得がありますので、興味がある体験についてアトラクションの待ち時間などにエントリーしていきます。
エントリーもスタンバイパス取得も、基本的にはアプリから無料で簡単に行うことができます。
アプリに提示されているエントリーは、各施設・体験ごとに1回ずつ行えますが、ショーなどを確実にゆっくり楽しむための抽選予約になっています。
エントリーして予約できた方のみ体験可能なもの、また、予約できた方は優先的な場所でショーが見れて、予約が取れなくても周辺から見れるショーなど、各イベントでそれぞれ状況は違います。
ディズニーリゾートアプリのエントリーの部分と目的のショーや時間をタッチするだけでエントリーできます。
予約できない場合もありますが、予約できれば安心してショーなどが楽しめるので挑戦してみることをおすすめします。
最近は、パスの追加料金を使わない前提で子連れで挑んだ日にショーのエントリーが2つ当たってラッキーでした。
ショーとグリーティングの当日の運営状況、エントリーの対象かどうか、自由席があるかなどは下記ページで確認できます。
ディズニー公式 キャラクターグリーティング運営状況 ディズニーランド
ディズニー公式 キャラクターグリーティング運営状況 ディズニーシー
エントリーはアプリ上で当日簡単に行うことができますが、確認されたい方はこちらの公式ページ下部に記載されています。
ディズニー公式 エントリーについて
現状の混雑状況を確認しながら回る
各種予約のできないアトラクションは、現状の混み具合をディズニー公式サイトか、ディズニーリゾート公式アプリで調べて目的地に向かいます。
パスのある時間と被らないように余裕を持って体験してください。
TDR公式ページでは詳細表示をONにして待ち時間を確認します。
※大抵は、待ち時間15分となっていても実際の待ち時間は10分程度の感覚です。
※アプリの待ち時間表示はマップと一緒になっていますが、慣れていないと逆に少し見づらいです。
この時期の注意
TDLスペースマウンテン
思い出のある方も多くいらっしゃると思いますが、今まで当たり前のようにあった人気のスペースマウンテンは2024年7月末を最後にして数年間休止となってしまいました。
2027年に新しくオープンする計画になっているようで、どんな感じになるのか数年後が楽しみですね。
TDLバズ・ライトイヤーのアストロブラスター
公式ページより、TDLのバズ・ライトイヤーのアストロブラスターも2024年10月31日をもってクローズとのことです。
そのため、こちらのアトラクションも最後に乗りたい方が集まると思います。
シーにもトイストーリーをテーマにした同じ様なアトラクションはありますが、ランドはバズが主役で乗り物に乗りながら、敵を狙って打つようなシューティングアトラクションで、バズが好きな子供たちも興奮すると思います。
2024年7月2日~9月18日の期間、ゲームで高得点が狙える「アストロ・ヒーロータイム!」というイベントがあり、ゲーム好きな子供たちがより盛り上がります。
目安ですがバズ・ライトイヤーの待ち時間としては、夏休み期間含めた8月の平日や日曜日の午前中は20分~40分、9月半ば土曜日のお昼は40分(公式ページ表記)でした。
最初は猛暑のためかそこまで混んでいませんでしたが、直近ではお昼でも40分なのでクローズが近づいて混んできています。
TDSファンタジースプリングスエリア
2024年6月6日にディズニーシーでは、アナと雪の女王やピーターパン、ラプンツェルのアトラクションがあるファンタジースプリングスエリアがオープンしました。
ファンタジースプリングスエリアのアトラクションなどには、プレミアアクセスかスタンバイパスを使って遊びに行くことができます。
ファンタジースプリングスエリアの入場に関して、今までや他のエリアとの違いは、TDSのパスポートがあっても基本的にそのままでは入れず、エリアへの入場自体に制限がかかっています。
公式ページには運営状況により入場制限が行われない場合もあるとの記載がありますが、現状は目立って解除などはされていないと思います。
エリアに入るには基本目的のアトラクションのプレミアアクセスやスタンバイパスを取得する必要があります。
また、気になるファンタジースプリングスエリアの退場時間ですが、公式の質問ページに、同じパスを使ったエリアへの再入場はできないものの、一度入場した場合の退出時間は指定されていない旨が記載されています。
とはいえ、ファンタジースプリングスエリアには現状は何かしらの予約が必要なアトラクションが4つとなり、他のエリアの多くのアトラクションやショーの体験のためにゲストは他のエリアに分散されると思います。
ファンタジースプリングスエリアの新しいホテル「ファンタジースプリングスホテル」に宿泊される方が購入できる「ファンタジースプリングス・マジック」という特別なパスを購入した方は、時間指定なく入場ができます。
こちらのチケットはシーの新エリアを特別に満喫できますが、やはり値段は高いという印象です。
ディズニー公式 1DAYパスポート ファンタジースプリングス・マジック
こういった最新の体験や宿泊、パスポートを予約購入したい場合などに、ディズニーバケーションパッケージ 公式サイトを使って高い価格帯でプランを確保する方もいます。
ホテルに泊まってもファンタジースプリングス・マジックのパスが無いとアトラクションの予約などは必要になりますが、ディズニーシーの1DAYパスがあってもファンタジースプリングスエリア自体の入場制限があるので、こちらのエリアを散歩するにはエリア内のホテルに泊まってゆっくりする方が良いと思います。
予約後はホテル内のレストランを予約、または、他のディズニーホテルやパークのレストランなどを確保できればバッチリですね。
ディズニーホテルの東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの予約は、まだかなり時間を必要とします。
ホテルの大体のお値段やディズニー公式サイト、各予約サイトの予約状況、予約の方法についてはファンタジースプリングスホテルの予約状況と予約方法にまとめています。
ファンタジースプリングスエリアの「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」を除くアトラクションには「プライオリティ・アクセス・エントランス」という入場ラインが用意されています。
先ほど紹介した1デーパスポート「ファンタジースプリングス・マジック」や有料予約パスの「ディズニー・プレミアアクセス」を利用している方は、優先入場の際に「プライオリティ・アクセス・エントランス」というエントランスから入場します。
スタンバイパスはエントランスが「スタンバイ・エントランス」となり、分かれています。
ファンタジースプリングスエリアにあるアナと雪の女王やラプンツェル、ピーターパンのアトラクションは、朝や混雑時など一部の時間帯で「プライオリティ・アクセス・エントランス」(プレミアアクセスやファンタジースプリングスマジックを持っている方)のみに入場制限されるなど、不定期に入場制限が実施されてしまうので、現状、新しいエリアで安定して楽しむには費用が必要になってくると思います。
ランドを選択するべきか、シーに行って一度や二度ファンタジースプリングスのアトラクションに挑戦してみるか、それともファンタジースプリングスエリアを満喫するかは決めておくべきだと思います。
最後に
以上の注意点や優先順位を意識していただければ、問題なくディズニーで効率的に動けて、待ち時間はこちらを読む前より一気に減ると思います。
気を付けたいのが、週末に行くと混雑に慣れていない方が滅入ることです。
「混んでるから他、混んでいるから他・・・」と、回っているうちにどこもより混んでしまい、余計に並べなくなる方を見たことがあります。
特に開園直後は皆急いで人気アトラクションに並ぶので、長蛇の列ができます。
筆者も子供と急ぎたいのに急げず、最初の列だけは少々「うっ」と感じることもあります。
次の計画を立てて景色を見たり楽しく会話していれば、待ち合わせの誰かを待つよりは全然良い感じで待てます。
「のんびり散歩する」というより「アクティブに遊ぶ」という場合は、現状スマホを駆使しないと厳しい状況ではあります。
私の体験談からのアドバイスですが、運用側がシステムを多用している場合、ゲストが決まった基本動作でなく例外のようなことをしてしまうと、トラブルに関してキャストの誰に聞いても分からないという状況も発生しかねません。
そのため自分が例外の行動をとってしまった際のキャストの対応については大きく期待を持たない方が良いかも知れません。
出来る限り、決められた時間やルール通り楽しむようにしましょう。
季節的には、秋は海沿いなので関東の中では夜寒く、ショーもあるので上着をおすすめします。
また、お盆など、真夏に行くと15時程度までは筆者も他のゲストも表情が厳しく、飲み物ばかりを求める状態になります。
冬は防寒していけば夏よりスムーズに動けます。
季節も意識して楽しみ方も変えるといいですね。
エンジョイしましょ。ではご自身でディズニーのプランニングをされるためのTDRレジャー情報とおすすめのホテルやレジャー情報、ディズニードレスやディズニーウェディングの情報、美味しいお菓子やデザート、おすすめのディズニー知育玩具、暮らしに関わる情報をお届けしています。
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