混雑している東京ディズニーリゾートでの待ち時間を最小5分から10分程度に減らす方法やプランニングについて記載します。
こちらの記事では、ディズニーのアトラクションの待ち時間など含めてディズニーの全体像を把握していただいて、ご自身でプランニングできるようにご案内しています。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのアトラクションの待ち時間や並ぶ覚悟の要る人気アトラクション、パークを回る際の優先順位、プレミアアクセスや最新の予約システム、レストランの混雑や待ち時間・レストラン予約の必要性、ファンタジースプリングスエリアの入場規制、ディズニー周辺ホテルに宿泊する必要性など、順を追って説明します。
それでは、楽しくプランを練っていきましょう。
パークの効率的な回り方でプランニング
日程を決める
パークに行く候補日を決めます。
運営時間やパスポートの値段は日によって変動します。
下の参考サイトなどを確認して宿泊可否、天気、運営時間、パスポートの値段、家族のスケジュールを確認して、日程を決めてください。
休日はもちろん混みますが、土曜日は混んでいて、日曜日は土曜日よりはまだ空いています。連休の中日は、ほぼ混んでいます。
平日に関しては空いているということではないですが休日や休前日より遊びやすく、学生の夏休みや春休みなどに絡んでない日はより遊びやすいです。
【参考サイト】
ディズニー情報:ディズニー公式 運営カレンダー
お天気情報:気象庁公式サイト
宿泊については、おすすめのホテル含めて次項に挙げています。
ホテルを決める
ディズニーをゆっくり楽しみたい場合は、ホテルを決めます。
TDRで遊ぶことに関して、筆者の学生の時はあまりホテルを多くは利用しませんでしたが、家族揃ってお出掛けするときや、大人二人でもゆっくり満喫したいときはホテルを利用することが増えました。
パークが混雑していて近くに休憩する場所があれば安心なことと、割とお値段もかかることやあっという間に終わってしまうレジャーの時間なのでラグジュアリーホテルなどに泊まって次の日も何かしら楽しみを作りたいと感じるようになりました。
ラグジュアリーホテルへの宿泊はご家族でこのような理由がある方や遠方でなかなか来れない方におすすめです。
逆にリーズナブルなホテルは、割と体力に自信があってパークをアクティブに楽しみたい方におすすめです。
お泊りディズニーを楽しみたい場合は、ディズニー直営のディズニーホテルやディズニー提携ホテルがおすすめです。
パークへの行き来に、徒歩のみで行けたりバスやかわいいモノレールが使えたりするのでとても便利です。
ディズニーと提携しているホテルは、パーク近くのベイエリアにある東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテル、新浦安エリアにある東京ディズニーリゾート・パートナーホテル、幕張などにある東京ディズニーリゾート・グッドネイバーホテルがあります。
ディズニーの雰囲気が一番楽しめるのはディズニーホテルですが、東京ディズニーリゾート(TDR)のみでなく、ホテルのラグジュアリーなサービスやお値段も重視したい場合はディズニー提携ホテルがおすすめです。
筆者の宿泊経験などから、おすすめのディズニー周辺ホテルやそれぞれのホテルの特徴をまとめています。
【大人におすすめ】
ディズニーホテル・ディズニーオフィシャルホテルから、大人のみのお出掛けの際に楽しめるおすすめホテルを6つご紹介しています。
ディズニーの雰囲気を贅沢に楽しめるホテルからリーズナブルでかわいいディズニーホテル、チェックイン・チェックアウト前後からリラックスして楽しめるラグジュアリーホテルなどをご紹介しています。
【ファミリーにおすすめ】
赤ちゃんやお子様がいらっしゃるご家族向けに、贅沢なディズニーホテルから大人もリラックスできるラグジュアリーホテル、お得なディズニーホテルまで子供用設備と共にご紹介しています。
ご家族向けおすすめ記事
赤ちゃん・子連れにおすすめディズニー周辺ホテル|靴を脱いで過ごせる部屋
ディズニーシーの新エリアにあるホテル「ファンタジースプリングスホテル」の予約についてはファンタジースプリングスホテルの予約状況と予約方法で触れています。
※ファンタジースプリングスホテルのエリア入場などについては当記事下部この時期の注意 ファンタジースプリングスエリアで説明しています。
パスポートを事前購入する
下記のディズニー公式ホームページ、またはディズニー公式アプリでパスポート(ディズニーeチケット)を事前購入します。
パークチケットについては、基本ホテルミラコスタなどのディズニーホテルではチケットがホテル内でも買えて、シェラトンなどのディズニーオフィシャルホテルの場合はチケット購入権などが付いているプランでフロントなどでも購入できます。
パークチケットは1デーパスポート(1DAYパス)が一般的ですが、現在は平日(土曜、祝日除く)の17時から楽しめるウィークナイトパスポートなどもあります。
パークチケットの値段は日程により変動します。
2024年現在は日付とパーク指定をしてパーク予約を行います。
日程未定のまま購入できるオープンチケットは、2024年2月現在扱っていません。
また、パークの変更もできません。
今後随時システム変更はあると思いますが、パスチケットを使用していない場合に、有効期限内であれば日程変更が可能のようです。
入園ゲートで購入したパスポート(QRコード)の提示もありますが、最近ではアプリで待ち時間の確認や予約など、様々な処理を行う必要があります。当日スマホを忘れないようにご注意ください。
チケットが取りにくい時期に取得するコツを伝えます。責任はとれないため、適用はご自身でご判断ください。
少ない枠のチケット取得の際に時間がかかる場合は、人数を減らして一部ずつ予約すると取りやすい場合があります。
TDRではこちらのアプリを多用します。アプリをスマホに入れればチケットも購入できます。
レストラン予約を行う
行きたいレストランを確認します。
また、レストラン予約についても後ほど説明します。
ディズニーリゾート全施設から厳選したおすすめレストランは子連れにおすすめ大人も休める 美味しくかわいいディズニーレストランでご紹介しています。
パークのチケットを入手後に日程が決まるので、レストラン予約を早めに行います。
ディズニーのレストランについてはパークに行く前日までに予約することが可能です。
ディズニー公式アプリや公式ページで空席を検索して予約します。
各予約は観賞したいショーなどと被らないように予約しましょう。
食事は軽食(ピザやハンバーガー、カレーなど)にして早い者勝ちで席を取れば良い、または、1時間以上並んでも可というお考えがあれば予約は必要ないです。
ディズニーではレストランの予約を「プライオリティシーティング:優先案内」と呼んでいます。
お子さんがいると予約した方が相当楽です。
疲れて優雅にレストランで食事しようと考えても、通常席はなく、長時間の待ち時間を提示されて諦めてしまいます。
また、食事をする時刻やレストランによっては60分以上の待ち時間になり、子連れ以外の方もゆっくりと食事を取りたい場合は予約がおすすめです。
プライオリティシーティングの必要性と予約方法・最新のモバイルオーダーシステムなどについてはディズニーのレストラン|予約は必須 混雑回避のための予約方法にてご説明しています。
また、前日までにレストラン予約が取れなかった場合などについては、記事内の当日行くレストランを決めるで説明しています。
前日までに回るエリアを計画する
前日までにざっくりと回りたいエリアや順序などを計画しておきます。
優先順位としては、
予約などできるもの → 予約できない人気の乗り物やショー → 他に乗りたいアトラクションや見たいショー・パレード → 買い物という感じです。
夜のショーは一見の価値ありなので、見たことのない方はお勧めです。
ディズニーは広くてアトラクションが多いのと、他のゲストが複数の予約システムを使って予約してしまうので、混雑するアトラクションや待ち時間、現行の予約システムを事前に把握しておく必要があります。
人気アトラクションの待ち時間はパスチケットを使って予約をしないと100分を超えます。
ただし、並ばないアトラクションが魅力的ではないのかというと、そうではないです。
廃れているアトラクションはないと言っても過言ではありません。
こらから東京ディズニーリゾート(TDR)にあるアトラクションの平均的な待ち時間や並ぶ覚悟の要る人気アトラクションについて説明します。
簡単にTDR全体の待ち時間を把握する
ディズニーランドとディズニーシーはアトラクションも多く混雑しているので、慣れていない方は混乱します。
全体的にはディズニーのアトラクションの待ち時間はある程度運営側で調整されている様子で、グループ分けするとその中のそれぞれのアトラクションでは同じ様な状態です。
混雑の理由から急ぎで行動することや急なスケジュール変更も多いので、大体の待ち時間を把握しておくとパーク内で効率良く回れます。
ディズニーのアトラクションの待ち時間を素早く把握するために大枠で分けるとすると、超人気アトラクションと最新アトラクション(100分待ち以上の可能性が出るもの or 最新のもの)>人気アトラクション(35分~60分以上)>通常アトラクション(15分以下や混んで30分程度)というような形で分けて把握すれば分かりやすいと思います。
また大型連休>休日(細かくは土>日)>平日などと、分けて捉えると良いです。
赤ちゃん連れのご家族や、「今回はお散歩程度にしたい」という方向けのアトラクションは、そこまで並ぶ必要はなく、待ち時間も5分~30分程度で済む場合が多いですが、混雑や予約のルールなどに巻き込まれないような注意が必要です。
お散歩に関するアトラクションのおすすめスポットや混雑状況などに関しては、記事内のお散歩程度・赤ちゃんスポットなどの混雑を把握で説明しています。
猛暑時期は待ち時間が短くても負担には感じますが、夏の暑い時期はある程度待ち時間が短めになる可能性が高いと捉えてください。
秋のハロウィンの時期が迫ってくると、通常の待ち時間に戻りますが体感的には秋の方が並びやすいです。
過去の話ですが、ディズニーランドで長くて3時間弱待った経験があります。
ただし、このような長時間待ちはちょうどスプラッシュマウンテンが出来た30年前までの過去の話で、各種予約システムが出来て活用してからは、筆者はそこまで待たなくなりました。
並ばないための手間は少しありますが、待ち時間は大抵5分~20分、まれに「並ぼうかな」としたとき長くて30分です。
2024年、筆者があえて予約パスを使わず、朝一で人気アトラクションに並んだ時間は、ディズニーランドの人気アトラクション プーさんで40分(平日)、ディズニーシーの超人気アトラクション ソアリンで90分(混雑時期 大型連休)でした。
猛暑を過ぎるとさらに人が集まります。
ランドもシーも基本的に待ち時間は大きく変わらないので、超人気・最新アトラクションに関しては平日で1~1.5時間程度、大型連休中が1.5~3時間程度、人気アトラクションに関しては平日で30分~1時間程度、大型連休中が1~2時間程度などと、ざっくりと捉えておけば良いと思います。
例)朝一の開園直後、速足で行った人気アトラクションや超人気アトラクション
【平日金曜日】
40分待ち表示(実際35分程度待った)
ディズニーランド
プーさんのハニーハント
プーさんに関しては、最近は平日や混雑時期含めて日中は30分~1時間程度、猛暑時期は40分程度になる印象です。
人気のアトラクションですね。
【大型連休】
100分待ち表示(実際90分程度待った)
ディズニーシー
ソアリン
身長制限などがありますが小学生くらいから大人まで乗れて、筆者は超人気アトラクションと捉えています。
ソアリンは開園後、時間が経つと120分などになる場合も多いです。
遊びやすい季節になり全体的に混んでいて、11月の3連休は連休最終日でも200分以上などになっています。
開園後急いで行ってこれらの待ち時間なので、平日でも覚悟としては「有名アトラクションに予約なしで並ぶなら1時間以上は待つ」という気構えが必要です。
超人気アトラクション 東京ディズニーシー(TDS)のトイストーリーや新しいアトラクション TDLの美女と野獣は、100分待ち表示が当たり前のように提示されます。
夏の猛暑時期は少し待ち時間が短くなります。
2024年8月の平日(金曜日含む)の例としては、100分に至ることが少なく、ソアリンも60分~80分などの待ち時間表記も多いです。
また、TDSトイストーリー50分~70分程度、TDLの美女と野獣が40分~55分程度の待ち時間表記です。
夏で待ち時間自体は少なくなりますが、皆さんの表情や自分の経験から、暑い中は並ぶのにも外にいるのにも体力を使うと感じます。
夏の時期はパークでも15時半あたりから少しずつ過ごしやすくなると感じていますが、夏の午前中に関してはパスなしで待つと、体感としては長く感じます。
夏を過ぎた9月以降、秋の時期からは、やはり皆さんが行きたくなる季節なのか、待ち時間は通常の長さに戻ります。
ホテルやお散歩でゆっくりと楽しむ方なども中には居ると思いますが、大雨の日でも朝からレインコートを着たゲストは気合が入っているので、暑くても寒くてもディズニーは混雑するレジャースポットであることは変わりないかなと感じています。
いづれにしても人気のアトラクションに関しては、予約パス無しだと1時間は並ぶと思っていた方が良さそうですね。
予約なしで1時間以上並ぶと、午前中の時間は殆ど取られてしまいます。
筆者は並ぶのであれば、並行して次のアトラクションやレストランの予約を取る・ディズニーのワゴンで買ったおやつを食べる・子供を励ましながら写真を撮るなどして過ごします。
筆者の場合は、記事を書く理由で待つことはあっても、普段は殆どディズニーで待たないように行動しています。
レジャーに取れる時間も限られているので、たまに何かあって並ぶとしても「30分程度で充分。」と感じるようになりました。
ディズニーに行くにも予算と時間をある程度考えて行動するようにしています。
並ぶアトラクションを簡単に把握する
ディズニーの待ち時間が大体分かったところで、待ち時間を短縮するために、先ずは当日並びそうなアトラクションをあらかじめ知る必要があります。
では、混雑する人気アトラクションを見ていきましょう。
東京ディズニーランドとディズニーシーの人気アトラクションです。
※経験上からまとめましたが、上から順に列ができる印象です。
※レベル感でグルーピングしています。
ディズニーランド(TDL)
混雑する(並ぶ)人気アトラクション
- 美女と野獣
- モンスターズインク
- ホーンテッドマンション
- プーさん
- スプラッシュマウンテン(コースター)
- ビックサンダーマウンテン(コースター)
- ベイマックス(30分~70分などランダムに誤差あり)
- ダンボ(安定して座れる子対象 最近混雑)
- ジャングルクルーズ
- ピーターパン(多少混雑)
- イッツ・ア・スモールワールド(時間により多少混雑)
季節的にも秋からはホーンテッドマンションも人気になります。
新しいベイマックスについては、規模の割に混む時もあり、待ち時間が平日70分になる場合もあります。
待ち時間を確認して、空いている時を狙って行くのも手かなと思います。
TDL(ディズニーランド)の新アトラクションについては子供は楽しめる?並ぶ価値は?美女と野獣・ベイマックス・新しいショーで説明しています。
※現行の予約システムについては記事内のアトラクション予約 プライオリティパス、スタンバイパス・プレミアアクセスにまとめています。
ディズニーシー(TDS)
混雑する(並ぶ)人気アトラクション
- ソアリン
- インディージョーンズ(小学生程度からのコースター)
- トイストーリーマニア
- アナとエルサのフローズンジャーニー(ファンタジースプリングスエリア)
- ラプンツェルのランタンフェスティバル(ファンタジースプリングスエリア)
- ピーターパンのネバーランドアドベンチャー(ファンタジースプリングスエリア)
- フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー(ファンタジースプリングスエリア)
ディズニーシーの新しいエリア(ファンタジースプリングスエリア)については、まだ、無料 or 有料パスを取得する自体に争奪戦の様なイメージで手間がかかります。
- センターオブジアース(コースター)
- タワーオブテラー(直下型コースター)
- レイジングスピリッツ(コースター)
- マーメイドラグーンシアター(2024年10月時点中止)
- ニモ&フレンズ・シーライダー
- タートルトーク
- アラジン マジックランプシアター
- 海底2万マイル
- アクアトピア(夏場など時期により多少混雑)
- ヴェネツィアン・ゴンドラ(多少時間により混雑)
こちらに記載していませんが、動きやすい季節になり、休日は小さい子が乗れるようなマーメイドラグーン周辺のアトラクションなども混んできました。
予約システムについては後ほど説明しますが、TDS新エリア(ファンタジースプリングスエリア)のアトラクション対象のスタンバイパス(並ぶことが必要な無料の予約パス)は、日中はほぼ発行されていないような感じで取りたい時に取ることはできない状態だと感じます。
現在のアナとエルサやラプンツェルなどのスタンバイパスの発行状況はディズニー公式 アトラクション運営状況 ディズニーシーで確認できます。
※公式ページ画面上部の詳細表示をONにすると、現在の待ち時間や詳細情報が確認できます。
記事内のこの時期の注意 ファンタジースプリングスエリアで説明しますが、TDSのファンタジースプリングスエリアのアトラクションについては、基本的に全て何かしらのパス(予約)がそれぞれ必要になります。
ファンタジースプリングスエリアは基本的にパスがないと行けないので、待ち時間を見て、「空いているから直ぐ行こう!」ということはできません。
ファンタジースプリングスエリアのアトラクションの待ち時間はかなり変動しますが、ファンタジースプリングスエリアのアトラクションについては、あらかじめ予約を取るか取らないか(体験するかどうか)のゲストの判断と、アプリで朝から午前中などにパス(予約)が取れるか取れないかなどの状況が関係してきます。
※現行の予約システムについては記事内のアトラクション予約 プライオリティパス、スタンバイパス・プレミアアクセスにまとめています。
次に、ディズニーでお散歩をされたい方におすすめのスポットなどをご紹介します。
お散歩程度・赤ちゃんスポットなどの混雑を把握
赤ちゃん連れや年配の方含めて「TDRをお散歩」という感覚で楽しみたい方も多いと思います。
赤ちゃんや小さな子供を対象にした場所やアトラクション、お散歩スポットは、殆ど長時間は並びません。
予約パスなどは殆どなく、待ち時間があっても5分~15分程度、長くても30分程度が多いです。
ディズニーリゾート パーク内のお散歩 おすすめのスポットや混雑状況については、ディズニー赤ちゃん向けスポット・お散歩スポットと混雑状況で説明しています。
並ばない楽しみ方があるものの、やはり通常、パーク内は人が多いです。
また、レストランの混雑状況については、記事前半のレストラン予約を行うで説明していますが、レストランは並ぶので予約が必要です。
レストラン予約「プライオリティシーティング」の必要性と予約方法・最新のモバイルオーダーシステムなどについてはディズニーのレストラン|予約は必須 混雑回避のための予約方法にてご説明しています。
また、ディズニーリゾートらしいおすすめのレストランは子連れにおすすめ|おいしくカワイイTDRレストランでご紹介しています。
本来は「お茶したい時に直ぐに入れて・・」ということが理想ですが、パーク内はレストラン含めて混雑していて、現状スマホを見ながら予約して動くことが中心になっています。
適宜休憩しながらゆっくりと時間を過ごしたい場合も多いと思います。
ゆっくりとディズニーテイストを味わいながら満足して過ごしたい場合、筆者の場合は高級感のあるディズニーホテルや周辺のラグジュアリーホテルを選択しています。
せっかくの休暇で少しリラックスしたいのと、例えば子連れの時も、子供のことを考えて16時などに帰るのはもったいないと感じてしまうからです。
自分の親や子供と日帰りで過ごしたことも多いですが、その経験を踏まえても自分も相手もリラックスして一番ディズニーを満喫できる方法は、とりあえずホテルの部屋と食事(レストラン予約・最低限パンやおにぎり)を確保することかなと思います。
3連休や大型連休など混むことが分かっている場合は、なおさら楽しみ方を変えても良いですね。
ディズニーホテルやTDR周辺の人気ホテルについては、お値段や目的別に分けて紹介している大人向けホテル6選、子連れ向けおすすめホテルと子供用設備をご確認ください。
また、パーク内でお散歩の場合も、できれば当日、エントリーの抽選にチャレンジしていただきたいです。
エントリーはスマホからタッチ操作で行えるもので、当たればショーが楽に見れます。
エントリーについては記事内のイベントやショーにエントリーするで説明しています。
パークスケジュールを確認する
遊びに行く日程のパークの開園時間やイベント、レストランやアトラクションの休止情報などを軽く確認します。
下の公式ページで日程を指定して確認できます。
情報量がかなり多いので、休止情報などは興味がありそうなものが休止されていないかを確認する程度で良いと思います。
実際の待ち時間や概要を見てピックアップする
次にアトラクションなどの現在の待ち時間や概要を参考にして当日行きたい場所をピックアップしましょう。
個人的な感覚ですが、筆者が大型連休に遊ぶときは人気のアトラクションに関して、平日の2倍くらいの待ち時間と大袈裟に覚悟して計画しています。
遊びに行く日が大型連休になる場合は、並ばない対策を取るか、ホテルや食事・ショーをメインで楽しむ方向へシフトするなど考え方を変えるのもおすすめです。
また、アトラクションにはそれぞれ身長制限などもあるので、お子様や年配の方、妊婦の方などが楽しめるアトラクションなのか確認することも必要です。
参考にできる現在の待ち時間やアトラクション概要のページ(ディズニー公式ページ)は以下になります。
上部の詳細表示をONにすると、現在の待ち時間が表示されるのでかなり参考になります。
当日、開園時刻より前に着くようにする
事前に開園時間をディズニー公式ホームページで調べて、パークがオープンする時刻の30分前までには現地に着くようにします。
早い時間から他の方にどんどん先回りされるため、1分の被害が大きいです。
また、TDRの予定開園時間は目安であり、予定より遅くなることは基本ないですが、状況を見てディズニー側が30分早めに開園させることも多いです。
開園までに回るエリアを復習する
決めておいた計画通りに行けるか、同行者と話して確認しておきます。
特に、最初に行くアトラクションの場所と予約作業について認識を合わせておきましょう。
最初のアトラクションに向かう
入園後直ぐ、一番最初に体験したいアトラクションに向かいます。
人気アトラクションに走りたくなりますが大体1時間~1.5時間は待つので、最初は空いているかつ自分の居る場所に近いアトラクションがおすすめではあります。
全体的には少ないですが、開園時刻から30分~1時間後に開始するなど、オープンが遅いアトラクションもあります。
最初に乗ろうとしているアトラクションが開園時刻にオープンしているか念のためチェックします。
公式ページで日程を指定して確認してください。
アトラクション予約 プライオリティパス、スタンバイパス・プレミアアクセス
最初のアトラクションの待ち時間に、事前に計画したパスをできるだけ早く人数分取得します。
一番乗りたい人気のアトラクションのパス(優先予約)です。
予約パスなどの種類については後程、説明します。
アトラクションなどは、入園してからでないと予約はできないルールになっています。
新しくできたエリアにあるアトラクションなど、今回お金をかけても絶対乗りたいというものは、有料のパス「プレミアアクセス」でも入園後直ぐに取得してください。
予約系は、全体的にパスを使うことを決めたら直ぐこなしてしまうと効率良く回れます。
有料パス「プレミアアクセス」は超人気アトラクションや最新アトラクションが対象です。
今回、有料パスを使わない場合、今回はそういったアトラクションは体験しないと決めて、無料パスでの楽しみ方(「超人気」ではなく「人気」のアトラクション)を探した方が効率的でおすすめです。
パス予約の種類「プライオリティパス」と「プレミアアクセス」、またエリア入場チケットである「スタンバイパス」の使い方などはディズニープライオリティパス・プレミアアクセスの使い方とコツにまとめています。
ディズニーランド・ディズニーシーの全体的な印象としては、パークにいるゲストに対して幅広い年齢層が楽しめるアトラクションほど、午後程度から予約パスが無くなってくる印象です。
ただし、混雑時の人気アトラクションの予約パスは、午前中にポツポツと無くなるものもあります。
スマホ操作に関しては、朝はアクセスは集中して繋がりにくいことも多いですが、「根気よく」という感じです。
今並んでいるアトラクションの時間と、既に予約しているショーの時間、一緒に作業している相手が取ったパスの時間と被らないようにしてください。
混雑時やキャンセル時にシステムエラーもおきます。
予約作業の負担もあり、スマホのバッテリーも相当消耗します。
そのため、複数人でディズニー公式アプリを入れて作業できるようにしておくことをおすすめします。
ディズニーシーの新しいファンタジースプリングスエリアに入るには、さらに根気よくスマホを使ってそのエリアにあるアトラクションのプレミアアクセス(有料)を取得するか、朝一などアプリを確認して発行される場合に限り入場チケットであるスタンバイパスを無料で取得するかのどちらかになります。
ディズニーに行く際の持ち物はディズニー持ち物リスト|日帰り・宿泊 家族分にまとめています。
当日行くレストランを決める(事前予約がない場合)
レストラン予約を行うで説明したプライオリティシーティングの予約が前日までにできなかった場合など、当日にレストラン予約が必要になる場合は予約できるかどうかチャレンジします。
お昼や夜に行く予定のレストランについて前日までに空きがなく予約できていない場合は、AM9時頃からディズニーリゾート公式アプリや公式ページで、プライオリティシーティング(優先予約)を取ります。
直接来店してのプライオリティシーティングは、せっかくレストランに辿り着いたのに予約が取れない場合もあるため、側にたまたまレストランがあるとき以外はあまりお勧めしません。
また、5、6人など予約人数が多い事情があれば、結構予約が大変です。
お昼ごろまで予約を随時挑戦するのもありですが、楽しめなくなるのできっぱり諦めて食事を早い時間にずらすのも手です。
例えば、土曜日来園として、TDLのクイーン・オブ・ハートのバンケットホール(予約不可)などの人気レストランは10時の開店時からランチをしている方も居て、11時には賑やかになる状態です。
予約無しでも並びたくない場合、ショーなどが付いていないカジュアルレストランに絞って昼は10時~11時、夜は16~17時程度が狙い目です。
ただし、最近筆者も体験してみましたが、空腹は疲れもたまりやすくなり、全体的な時間もズレるので、プライオリティシーティングの予約をした時と比べて充実度は半分以上の感覚で違いました。
取れる方については、まだプライオリティシーティングがおすすめです。
また、一部のカジュアルなレストランが対象になりますが、現在はTDLやTDSに「モバイルオーダー」というアプリで事前注文(クレジット決済)できるシステムも導入されています。
モバイルオーダー対象施設についてはディズニー・モバイルオーダー 公式サイトに掲載されています。
席まで案内してもらって、その席でメニューを選んで料理を持ってきてもらう様な優雅な感じではないですが、事前にメニューを注文・購入しておけるのでレジで注文するために並ばなくても済みます。
おすすめレストランは美味しくかわいいTDRレストランでご紹介していますが、プライオリティシーティング(事前予約)対象のレストランや当日スマホでオーダー・決済もできるモバイルオーダーのカジュアルレストラン、気軽に入れるピザなどの軽食レストラン、予約の取扱いがないものの人気のレストランなど分かれているのでそれぞれ確認してみてください。
次にレストラン選びにおける注意点を話します。
時期により、一部のレストランで入場制限としてスタンバイパスが適用される可能性があります。
スタンバイパス対象レストランについては、スタンバイパス適用の時間帯が発生する場合があります。
スタンバイパスが適用される時間帯は、スタンバイパスがないと利用できない状態(スタンバイパスがあれば利用可能)になります。
現状は全体的に見てスタンバイパス対象レストランはあまり多くありません。
ただし、対象施設は時期により微妙に変わるので、当日や前日までにアプリか公式ページでチェックしておいてください。
スタンバイパスの使い方や対象施設はスタンバイパス 公式ページに説明があります。
※レストラン予約についてより詳しく知りたい場合やレストランの前日までの事前予約について気になる場合は、記事前半の説明レストラン予約を行うをご確認ください。
イベントやショーにエントリーする
さらに入園後、ショーやキャラクターグリーティングについて、エントリーのチャンスやスタンバイパスの取得がありますので、興味がある体験についてアトラクションの待ち時間などにエントリーしていきます。
エントリーもスタンバイパス取得も、基本的にはアプリから無料で簡単に行うことができます。
アプリに提示されているエントリーは、各施設・体験ごとに1回ずつ行えますが、ショーなどを確実にゆっくり楽しむための抽選予約になっています。
エントリーはアプリ上で当日簡単に行うことができますが、確認されたい方はこちらの公式ページ下部に記載されています。
ディズニー公式 エントリーについて
エントリーして予約できた方のみ体験可能なもの、また、予約できた方は優先的な場所でショーが見れて、予約が取れなくても周辺から見れるショーなど、各イベントでそれぞれ状況は違います。
ディズニーリゾートアプリのエントリーの部分と目的のショーや時間をタッチするだけでエントリーできます。
予約できない場合もありますが、予約できれば安心してショーなどが楽しめるので挑戦してみることをおすすめします。
最近は、プレミアアクセスの追加料金を使わない前提で挑んだ日に、ショーのエントリーが2つ当たってラッキーでした。
ショーとグリーティングの当日の運営状況、エントリーの対象かどうか、自由席があるかなどは下記ページで確認できます。
ディズニー公式 キャラクターグリーティング運営状況 ディズニーランド
ディズニー公式 キャラクターグリーティング運営状況 ディズニーシー
ショーのために長時間並ぶべきかどうかについては、個人的にはショーを最初から最後までバッチリ見たいかどうかで判断すると良いと思いますが、ディズニーショー場所取りの必要性|赤ちゃん・子供もショーを見やすくで記事にしています。
現状の混雑状況を確認しながら回る
各種予約のできないアトラクションは、現状の混み具合をディズニー公式サイトか、ディズニーリゾート公式アプリで調べて目的地に向かいます。
パスのある時間と被らないように余裕を持って体験してください。
TDR公式ページでは詳細表示をONにして待ち時間を確認します。
※大抵は、待ち時間15分となっていても実際の待ち時間は10分程度の感覚です。
※アプリの待ち時間表示はマップと一緒になっていますが、慣れていないと逆に少し見づらいです。
この時期の注意
TDLスペースマウンテン
思い出のある方も多くいらっしゃると思いますが、今まで当たり前のようにあった人気のスペースマウンテンは2024年7月末を最後にして数年間休止となってしまいました。
2027年に新しくオープンする計画になっているようで、どんな感じになるのか数年後が楽しみですね。
TDLバズ・ライトイヤーのアストロブラスター
TDLのバズ・ライトイヤーのアストロブラスターも2024年10月31日をもってクローズしました。
バズが主役のアトラクションで乗り物に乗りながら、敵を狙って打つようなシューティングアトラクションでした。
人気アトラクションの一つであり、普段は他の有名コースターなどに並ぶような待ち時間ではなかったものの、終了の数日前は待ち時間が100分表示などにもなっていました。
一方、ディズニーシーには、ソアリンに次ぐ人気アトラクションで、同じくトイストーリーをテーマにしたシューティングアトラクション「トイストーリーマニア」があります。
こちらの待ち時間はよく100分を超えていて、時間短縮のプレミアアクセス(有料パス)適用アトラクションですが、トイストーリーが好きな方にはおすすめです。
TDSファンタジースプリングスエリア
2024年6月6日にディズニーシーでは、アナと雪の女王やピーターパン、ラプンツェルのアトラクションがあるファンタジースプリングスエリアがオープンしました。
ファンタジースプリングスエリアのアトラクションなどには、プレミアアクセスかスタンバイパスを使って遊びに行くことができます。
現行の予約システムについてはディズニープライオリティパス・プレミアアクセスの使い方とコツにまとめていますが、現状、その内の有料パスをメインで使います。
ファンタジースプリングスエリアの入場に関して、今までや他のエリアとの違いは、TDSのパスポートがあっても基本的にそのままでは入れず、エリアへの入場自体に制限がかかっています。
公式ページには運営状況により入場制限が行われない場合もあるとの記載がありますが、現状は目立って解除などはされていないと思います。
エリアに入るには基本目的のアトラクションのプレミアアクセスやスタンバイパスを取得する必要があります。
また、気になるファンタジースプリングスエリアの退場時間ですが、公式の質問ページに、同じパスを使ったエリアへの再入場はできないものの、一度入場した場合の退出時間は指定されていない旨が記載されています。
とはいえ、ファンタジースプリングスエリアには現状は何かしらの予約が必要なアトラクションが4つとなり、他のエリアの多くのアトラクションやショーの体験のためにゲストは他のエリアに分散されると思います。
ファンタジースプリングスエリアの新しいホテル「ファンタジースプリングスホテル」に宿泊される方が購入できる「ファンタジースプリングス・マジック」という特別なパスを購入した方は、時間指定なく入場ができます。
こちらのチケットはシーの新エリアを特別に満喫できますが、やはり値段は高いという印象です。
ディズニー公式 1DAYパスポート ファンタジースプリングス・マジック
こういった最新の体験や宿泊、パスポートを予約購入したい場合などに、ディズニーバケーションパッケージ 公式サイトを使って高い価格帯でプランを確保する方もいます。
ディズニーの各予約パスは基本的に朝から順々に無くなっていきます。
ただし、ファンタジースプリングスエリアの予約パスは日中、有料のプレミアアクセスであっても既に取り扱いがないことがほとんどです。
そのため、ディズニーシーに1DAYパスで入園したとしても、ファンタジースプリングスエリアにあるアトラクションのプレミアアクセスやスタンバイパスについては、現状取りたい時にスムーズに取得するのは難しそうです。
ファンタジースプリングスホテルに泊まっても先ほどの特別なパスポート ファンタジースプリングス・マジックが無い場合はアトラクション予約が必要になりますが、現状このような状況なので新エリアを散歩するにはエリア内のホテルに泊まってゆっくりする方が良いと思います。
予約後はホテル内のレストランを予約、または、他のディズニーホテルやパークのレストランなどを確保できればバッチリですね。
ディズニーホテルの東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの予約は、まだかなり時間を必要とします。
ホテルの大体のお値段やディズニー公式サイト、各予約サイトの予約状況、予約の方法についてはファンタジースプリングスホテルの予約状況と予約方法にまとめています。
ファンタジースプリングスエリアの「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」を除くアトラクションには「プライオリティ・アクセス・エントランス」という入場ラインが用意されています。
先ほど紹介した1デーパスポート「ファンタジースプリングス・マジック」や有料予約パスの「ディズニー・プレミアアクセス」を利用している方は、優先入場の際に「プライオリティ・アクセス・エントランス」というエントランスから入場します。
スタンバイパスはエントランスが「スタンバイ・エントランス」となり、分かれています。
ファンタジースプリングスエリアにあるアナと雪の女王やラプンツェル、ピーターパンのアトラクションは、朝や混雑時など一部の時間帯で「プライオリティ・アクセス・エントランス」(プレミアアクセスやファンタジースプリングスマジックを持っている方)のみに入場制限されるなど、不定期に入場制限が実施されてしまうので、現状、新しいエリアで安定して楽しむには費用が必要になってくると思います。
ランドを選択するべきか、シーに行って一度や二度ファンタジースプリングスのアトラクションに挑戦してみるか、それともファンタジースプリングスエリアを満喫するかは決めておくべきだと思います。
最後に
以上の注意点や優先順位を意識していただければ、問題なくディズニーで効率的に動けて、待ち時間はこちらを読む前より一気に減ると思います。
気を付けたいのが、週末に行くと混雑に慣れていない方が滅入ることです。
「混んでるから他、混んでいるから他・・・」と、回っているうちにどこもより混んでしまい、余計に並べなくなる方を見たことがあります。
特に開園直後は皆急いで人気アトラクションに並ぶので、長蛇の列ができます。
筆者も子供と急ぎたいのに急げず、最初の列だけは少々「うっ」と感じることもあります。
次の計画を立てて景色を見たり楽しく会話していれば、待ち合わせの誰かを待つよりは全然良い感じで待てます。
「のんびり散歩する」というより「アクティブに遊ぶ」という場合は、現状スマホを駆使しないと厳しい状況ではあります。
私の体験談からのアドバイスですが、運用側がシステムを多用している場合、ゲストが決まった基本動作でなく例外のようなことをしてしまうと、トラブルに関してキャストの誰に聞いても分からないという状況も発生しかねません。
そのため自分が例外の行動をとってしまった際のキャストの対応については大きく期待を持たない方が良いかも知れません。
出来る限り、決められた時間やルール通り楽しむようにしましょう。
季節的には、秋は海沿いなので関東の中では夜寒く、ショーもあるので上着をおすすめします。
また、お盆など、真夏に行くと15時程度までは筆者も他のゲストも表情が厳しく、飲み物ばかりを求める状態になります。
冬は防寒していけば夏よりスムーズに動けます。
季節も意識して楽しみ方も変えるといいですね。