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ディズニープライオリティパス・プレミアアクセスの使い方とコツ

パスチケットのイメージイラスト

2024年現在ディズニーで使えるプライオリティパスやプレミアアクセスについて簡単にまとめます。

各パスは混雑しているディズニーでの待ち時間を120分から20分(100分減)など、大幅に減らすことができます。

また、スタンバイパスについても説明します。

ディズニー待ち時間と混雑回避|効率的な回り方でアトラクションの待ち時間の大枠を把握していただいた後は、出来る限り並ぶことを回避するための予約パスを確認してください。

それではアトラクションの予約パスについて説明していきます。

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プライオリティパス・プレミアアクセス・スタンバイパスとは?

全て東京ディズニーリゾートの予約システムです。

スマホにダウンロードしたディズニーリゾートアプリで取得できます。

プライオリティパスとは?

東京ディズニーリゾート(TDR)は、以前より1DAYパスなどで入場した後に使える予約システム「ファストパス」を多用していました。

ファストパスはアトラクションで長時間並ぶことをゲストが回避できる無料の優先案内システムです。

2023年6月8日にファストパスは無くなり、現在、ファストパスにかわって待ち時間を大幅短縮する予約サービスは「プライオリティパス」(正式には「40周年記念プライオリティパス」)と「プレミアアクセス」の2つのパスチケットとなりました。

プライオリティパスはその内の一つです。

上手い使い方としては、入園後直ぐに事前に計画した乗りたい人気のアトラクションのパス(優先予約)を人数分取ります。

プレミアアクセスとの違いは、プレミアアクセスが有料予約なのに対して、プライオリティパスは無料となり、予約のために追加料金がかからないことです。

内容はファストパスと大きく変わりませんが、アプリでアトラクションを事前予約し、専用レーンに並んで待ち時間を相当短縮できるというものです。

プライオリティパスの対象アトラクションは決まっています。

「人気アトラクション」が多い状態です。

短縮される待ち時間もプレミアアクセスの短縮時間と大きな差は感じられず、快適にアトラクションを体験できます。

追加料金が発生しないプライオリティパスは2023年7月から開始され、2024年4月以降も利用可能、終了日未定となっています。

プライオリティパスの優先予約が適用されている時期には、有料のプレミアアクセスの対象アトラクション以外の人気アトラクションについて、無料で優先予約ができます。

プライオリティパスの対象アトラクションや使い方についてはディズニー・プライオリティパス 公式ページに分かりやすく掲載されています。

プレミアアクセスとは?

プレミアアクセスも仕組み自体は廃止になったファストパスと大きく変わらず、基本的には使い方含めてプライオリティパスと同じです。

ただし、プライオリティパスが無料なのに対して、「プレミアアクセスは有料」という大きな違いがあります。

予約・体験に関してアプリを使ってアトラクションを指定してカード決済で購入するというものです。

プレミアアクセスの値段は、1,500円~2,500円程/1人・1回・1アトラクションです。

友人のグループで行く分にはまだ良いですが、家族で遊びに行くと負担は大きくなります。

子を持つ筆者の個人的意見としては、別の旅行や科学館等の費用もあるので、全体的な値段の親しみやすさは残して欲しいと願っています。

有料のプレミアアクセスが使えるアトラクションも決まっています。

混雑が予想される「超人気アトラクション」や「最新アトラクション」です。

ディズニーランド(TDL):美女と野獣、ベイマックス、スプラッシュマウンテンのアトラクションや夜のエレクトリカルパレード、日中のショー(指定の鑑賞席)

ディズニーシー(TDS):トイストーリー・マニア、タワー・オブ・テラー、センター・オブ・ジ・アース、ソアリンのアトラクション、夜のショー

TDSのファンタジースプリングスエリア:アナとエルサのフローズンジャーニー、ラプンツェルのランタンフェスティバル、ピーターパンのネバーランドアドベンチャー

プレミアアクセスの最新情報や使い方はディズニー・プレミアアクセス 公式ページに分かりやすく掲載されています。

プライオリティパス・プレミアアクセスの効率的な使い方

超人気アトラクション・最新アトラクション、週末には並ぶことが必須の有名アトラクションなどは、混雑することは決まっているので、迷わずピンポイントで決めたパスを取ってしまうことをお勧めします。

プレミアアクセスなどのパスは、事前に以下のディズニーリゾートアプリをスマホにダウンロードしておいて、入園後にアプリから取得します。

ディズニー公式アプリ

パスを取ったら、指定時間にアトラクションの入口で2次元コードを読み取ってもらいアトラクションなどに入場します。

プライオリティパスやプレミアアクセスが設定されているものは普通に並ぶとかなり混んでいて、90分や130分など待ち時間が長いアトラクションです。

プレミアアクセスは有料と伝えましたが、値段はやはり高いです。家族で使うと、1回8,000円など・・・。

事前にディズニー公式ホームページで行きたい場所にこれらの予約ができるかは把握されておくとスムーズです。

同じ種類のパスに関して、取得から一定期間、間を置かないと、次のパス予約ができません。

そのため、次の予約制限が解除された際に、使用するなら直ぐに改めての予約を行うことがコツです。

パス予約の優先順位は、

多数のアクセスが予想される無料のプライオリティパス→プレミアアクセスの順に優先とすると良いです。

基本的にはプレミアアクセスは取ることが決まった段階で、朝から順次、他のアトラクションに並んでいる際、直ぐに取得してください。

プレミアアクセスは、超混雑が予想されるアトラクションのみに適用されるお値段高めの予約システムなので、遠方にお住まいで度々遊びに来れない方・空いているときに来れない方・当日絶対に乗りたい方・年配の方や子供といて雨が強いなど、時間を優先したい方におすすめのチケットです。

プレミアアクセスは有料なので、無料の予約よりは焦って予約する必要はないですが、AM10時~11時や午後早くに無くなってしまう人気アトラクションも一部あります。

2024年GW中混雑時期のTDS体験では、午前中に一つのアトラクション、インディージョーンズの有料パスがなくなっていました。

新しくできたエリアにあるアトラクションなど、今回お金をかけても絶対乗りたいというものは、プレミアアクセスでも入園後直ぐに取得してください。

プレミアアクセスの2回目以降の予約については、1アトラクション予約後、1時間後か、取得しているパスの利用開始時刻を過ぎると次の予約が行えます。

無料のプライオリティパスについては、プライオリティパス取得の2時間後か、持っているパスの利用開始時刻を過ぎると次のパスを取得できます。

時間指定の可否については、有料のプレミアアクセスは余っている時間帯からある程度時間を選択できます。

一方、無料のプライオリティパスはゲストが時間指定できるわけではなく、アトラクションごとに早い時間枠から順々に提示されて、人気のアトラクションほど早く無くなっていきます。

ファストパス運用時から変わりませんが、16時程度には大体のパスが落ち着いてしまう感じです。

プレミアアクセスについては全体数も少なそうなので、パスは有料であっても無料でも人気のアトラクションから無くなると考えて良いと思います。

取得の際のアプリの操作自体は簡単ですが、毎回スマホを駆使して予約するのに誰かが集中しなければならない手間があります。

実際には当日の15時程度まで、ママやパパが、ワサワサとスマホを操作しながらという感じです・・。

運営視点で見ると、現状では無料のプライオリティパスより有料のプレミアアクセスが優先になっている様に思えます。

と言うのも、無料のプライオリティパスはファストパスが無くなって40周年記念として登場しましたが、現在も継続されて終了日は未定となり、はっきりしない状態となっているからです。

現状では全体的に「超人気アトラクション」や「最新アトラクション」(つまり、有料のプレミアアクセス対象のアトラクション)の時間短縮が無料枠では難しくなっています。

そのため、お金をかけて体験するか、諦めるか、開園後急いで行ったり隙を狙ったりするなどして、並ぶかどうかを決めていただくことになります。

家族の費用がかかる場合は、コストパフォーマンスや最新のアトラクションを体験するかどうかなど、事前にディズニー体験について考える必要はあると思います。

スタンバイパスとは?

コロナ禍での人数制限のために新設された予約システム「スタンバイパス」というものもあります。

スタンバイパスは、対象の場所への入場チケットの様なもので、特に大幅に時間を短縮するものではありません。

対象アトラクションや対象レストランのスタンバイパスは、調整された指定時間に限りスタンバイパスが発行されます。

また、スタンバイパス適用の時間帯はパスが無いと入れないようになります。

スタンバイパスは無料です。

スタンバイパスもアプリから簡単に取得できます。

ただし、こちらのパスは6月にオープンしたディズニーシー(TDS)のファンタジースプリングスエリア以外、現在のアトラクションではあまり使われていません。

スタンバイパスは一部のショーやショップ、レストラン内の一部の人気メニュー、一部のレストランなどに使われています。

※レストランについては、一部スタンバイパスが対象になる施設もありますが、2024年6月現在はファンタジースプリングスエリア含めて、多くのレストランが対象ではありません。

※ファンタジースプリングスエリアのパーク内レストランで使うシステムはモバイルオーダー(事前決済)が多いです。

TDSのファンタジースプリングスエリアは今までのエリアとは異なり、そのエリアにある新しいアトラクションのプレミアアクセス(有料)かスタンバイパス(無料)を取得して、指定時間になった後にエリア入場が許されます。

TDSのファンタジースプリングスエリアはパークチケットのみでは入れません。

ファンタジースプリングスエリアのアトラクションに関しては、ネットやニュースでもある通り、現状は、スマホで手分けしてアクセスを何度も試みて取得する状態のようです。

スタンバイパスは不必要に確保しないようなルールになっています。

スタンバイパスは基本的に取得したパスを利用した後、次の予約が取れるようになっています。

アトラクション、レストラン、ショップでは目的が異なるので同時に確保できます。

ただし、目的が同じものは同時取得ができないので時間を置く必要があります。

例えば、「ファンタジースプリングスエリア内でアトラクションを楽しみたい」という目的があるとして、2回分のアトラクションのスタンバイパスを同時に確保しておくことは、他のパスと同様にできません。

使っていないのに次のパスを取りたい場合は、取得したパスの利用開始時間(かつ、前回の取得から1時間後)or 前回の取得から2時間後に取得することができるようになっています。

スタンバイパスの時間指定は、ゲスト側で指定できないことが公式ページに記載されています。

無料のパスについては運用側が人の流れを調整する意味もあると理解して、裏技というよりも早い時間から流れに沿って楽しむプランを立てることが一番だと思います。

スタンバイパスは時期により微妙に適用施設が変わります。

そのため、TDSのファンタジースプリングスエリア以外は、対象施設を覚えるより、アプリや公式サイトを使って前日までか当日に適用施設を確認する方が良いと思います。

スタンバイパスの使い方などはスタンバイパス 公式ページに説明があります。

プレミアアクセス(有料パス)を使わないで並んだ例

さて、超人気アトラクションにプレミアアクセス無しで並んでみました。

開園直後早歩きで行って並びました。

TDSのソアリン:100分表示で実際90分程度待ちました。
※大型連休 混雑時期

上記は開園直後なので、1.5時間~2時間程度は待つ覚悟がいります。

その場で魅力的なアトラクションや人の流れに乗ると、1つのアトラクション体験で数時間が過ぎてしまい、食事の時間などにも響きます。

またそれだけではなく、他の無料チケット取得のチャンスも逃していってしまうのです。

ただし、筆者は、「家族連れなど負担も大きければ、プレミアアクセスは無理に使う必要はない。」と思っています。

実際にはアトラクションには身長制限もあり、例えば小さな子供がいてお散歩で楽しむ場合には、別の楽しみ方がありますよね。

ディズニーの楽しみ方として、アトラクションを楽しむ・子供に喜んでもらう・ショーや食事を楽しむ・雰囲気や花、音楽を楽しむなどがあります。

一番の注意点は「混雑を避けて今回はゆっくりと楽しもう。」と思っても、混雑や複雑なルールが原因で、パスポートを買ったのに目的が果たせないと想定外となってしまうことです。

プレミアアクセスの使用の有無に関わらず、全体の状況を掴む必要があると思います。

ディズニー待ち時間と混雑回避の記事では、ディズニーの全体的な待ち時間やアトラクションの魅力、混雑状況などをできるだけ簡単に把握していただいてご自身でプランを立てられるように説明しています。

ディズニー待ち時間と混雑回避|効率良い回り方プランニングサポート

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東京ディズニーリゾートでの待ち時間を最小5分から10分程度に減らす方法やプランニングについて記載します。ディズニーの全体像を把握してご自身でプランニングできるように記事にまとめています。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのアトラクションの待ち時間や並ぶ覚悟の要る人気アトラクション、パークを回る際の優先順位、プレミアアクセスや最新の予約システム、レストランの混雑や待ち時間・レストラン予約の必要性、ファンタジースプリングスエリアの入場規制、ディズニー周辺ホテルに宿泊する必要性など、順を追って説明します。

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